西表島の大自然を体感したいけれど、子連れだからこそ設備の整った安全な拠点が欲しい。そんな家族旅行の最適解となるのが、西表島西部の「上原エリア」に位置する「西表島ホテル by 星野リゾート」です。
世界自然遺産という強烈な自然の入り口にありながら、ホテル内には洗練された快適な空間が広がっています。レンタカーが確保できなくても、ここを拠点にすれば西表島観光が「詰む」ことはありません。
今回は、2児の父である筆者が実際に宿泊してわかった、ネットの口コミだけでは見えてこない「エコツーリズムリゾート」のリアルな使い勝手をお伝えします。
西表島ホテルのコンセプトは「イリオモテヤマネコが棲む島のエコツーリズムリゾート」。日本初のエコツーリズムリゾートとして、環境保護に大きく舵を切った尖ったホテルです。
客室の扉を開けると、窓の向こうには西表島の深い緑、あるいは青い海が広がります。部屋は清潔に保たれており、景色を見るだけで「西表島に来た」という実感が湧き上がります。
そして、このホテルの客室最大の特徴が、窓際に設えられた広大な「デイベッド」です。
ジャングルや海のアクティビティから泥だらけで帰ってきた後、シャワーを浴びてすぐにこのデイベッドに倒れ込む快感は格別。子供とおやつを食べたり、絵本を読んだりしても、夜に眠るメインのベッドを汚す心配がありません。「寝る場所」と「ダラダラ過ごす場所」を完全に分けられるこの設計は、子連れ旅行にとって最高の機能です。
エコツーリズムの取り組みとして、客室にはペットボトルの水や、使い捨ての歯ブラシ・カミソリ等は一切置かれていません。(ロビーでもらうことはできます。)
西表島では「mmo(MyBottleマイボトル・Mizu水・Okawariおかわり)」という取り組みが定着しつつあります。ホテル内のウォーターサーバーや、上原港・大原港のターミナルでも、マイボトルさえあればいつでもキンキンに冷えた美味しい水をチャージできます。お気に入りの水筒を持参することが、このホテルを楽しむ第一歩です。
エコで不便なだけではありません。ロビーでは冷たいパインやジュースが無料で振る舞われており、火照った体に染み渡ります。こうした「星野リゾート」らしい遊び心と気配りが、滞在の満足度を押し上げてくれます。
リゾート滞在の楽しみである食事。ここのビュッフェは、沖縄本島や石垣島のホテルで提供される「定番の沖縄料理」とは一線を画します。
カマイ(イノシシ)やガザミ(ノコギリガザミ)といった、西表島ならではの希少な食材が、子供でも食べやすく洗練された料理として並びます。「今、自分は西表島の恵みを食べている」という実感を一口ごとに味わえる、非常にクオリティの高い内容です。
ホテルの目の前には「月ヶ浜(トドゥマリ浜)」が広がります。
魚やサンゴを楽しむシュノーケリング向けではなく、美しい砂浜がどこまでも続くビーチです。小さな子供と波打ち際でパシャパシャ遊ぶのに最適です。プールもあるのでどちらもしっかり楽しめます。
ビーチでは折りたたみ式のキャンプチェアの貸し出しがあります。夜、波音を聞きながら椅子に深く腰掛けて見上げる星空は、一生の思い出になります。
筆者は滞在中、ホテルのすぐ前の路上で野生のイノシシを目撃しました。まさにジャングルの入り口に泊まっていることを実感する瞬間です。
ホテルから徒歩圏内にある無人販売所では、完熟のパインやマンゴーなどの島フルーツが驚くほど安く並んでいます。お散歩がてら、ぜひ覗いてみてください。
フェリー欠航対策、レンタカー事情、子連れスポット、入域制限、ぱいぬまや・星野リゾート比較、カマイやガザミの島グルメまで在住者が徹底解説。
旅の計画や、当日の確認用にスクリーンショットで保存してご活用ください。
| 項目 | 詳細・攻略メモ |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字上原2-2 |
| マップコード | 806 603 065*24 |
| 営業時間 | チェックイン15:00 / チェックアウト11:00 |
| 設備 | レストラン、屋外プール、ラウンジ、ショップ、コインランドリー、mmoウォーターサーバー |
| 混雑・予約難易度 | 「レンタカー難民」の受け皿としても機能するため人気が集中。連休や夏場は数ヶ月前の予約が必須。 |
| 持ち物メモ | マイボトル(水筒)、洗面用具一式(歯ブラシ等)、ラッシュガードは持参必須。 |
使い捨てアメニティがない不便さを補って余りある、濃密な自然体験と洗練された休息時間。「西表島ホテル by 星野リゾート」は、家族の西表島デビューを成功に導く、最も頼りになるベースキャンプです。
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