子連れでのリゾートステイ。ホテル選びの隠れた、しかし最大のポイントは「子供を寝かしつけた後、大人がどう過ごすか」にあります。ワンルームタイプの部屋では、暗闇の中で息を潜めて過ごすことになりかねません。幼い子どもを部屋に残して大人だけでバーに行くなんてとても出来ません。
でも、寝室とリビングが分かれているなんて超高級な部屋しかないんじゃない?と思いますよね、それが案外手頃な価格帯で泊まれるところも実はあったりします。
今回は、手が出せる価格帯で小さい子供連れに特化した内容で「寝室とリビングが分かれている」部屋があり、かつ食事や水遊びの動線に優れたホテルを厳選しました。現地のリアルな状況や買い出し事情と合わせて解説します。
※EXES石垣は全室リビングと寝室のセパレートでしたが現在休業中。2026冬にTHE NEST石垣としてリニューアルオープンする予定です。
まずは、標準的な予算感で寝室リビング別のセパレートタイプの部屋を確保しやすく、それぞれ明確な特徴を持つ2つの施設を紹介します。
お手頃感:★★☆ 施設レベル:★★☆
価格帯:1名あたり約20,000円〜45,000円
価格帯もそこそこに超ラグジュアリー。セパレートとラグジュアリーを両立すると他はANAインターコンチネンタル石垣リゾートやフサキビーチリゾートのスイートルームでさらに倍のコストが発生します。それは『部屋の間取り』以上の極上体験を求める別格の領域です。
2024年に市街地寄りの新川エリアにオープンしたコンドミニアムです。暮らすような滞在を求める家族に最適で、現地での買い出しのしやすさは群を抜いています。西をよく見渡せるため竹富島に沈む夕日が絶景。子供と一緒に味わえば旅の思い出として深く記憶に残るはず。
注意点として、ホテルの目の前の海は岩場が多く遊泳には適していません。水遊びは、清潔で設備の整ったホテル内のプールをメインに楽しむスタイルになります。プールにはスライダーなど子供向けの設備はないので、近くのフサキビーチリゾートのデイユースプランが超おすすめ。フサキビーチの利用はもちろんのこと、島内で一番のキッズプール「スプラッシュパーク」や屋内プール、大浴場などを利用できるので、vivovivaで不足している部分を完全に補填することが可能です。フサキビーチリゾートの売店にはおむつや離乳食だけでなく、水遊び用おむつも置いてあります。
お手頃館:★☆☆ 施設レベル:★★★
価格帯:1名あたり約25,000円〜60,000円
vivovivaに比べラグジュアリーさ(映えレベルとも言う)は若干控えめですが、大型リゾートらしく設備の充実が素晴らしいです。ホテル単独で子連れに対する細々した配慮、動きやすさならこちらに軍配があがります。2025年に石垣リゾートホテルから名称変更しました。
島の南部、宮良エリアにある全室スイート仕様の施設です(旧石垣リゾートホテル)。特筆すべきはその広さで、室内でのびのびと過ごせます。ただし、立地には割り切りが必要です。目の前の海はマングローブ河口域にあたり、クラゲネット等の設備はなく、海水浴をしている人はほぼいません。また、最寄りのスーパーからは距離があるため、お部屋でのお菓子やおつまみなど観光の帰りに市街地で計画的に買い出しを済ませておく動線設計が必須となります。
「貸切タイプ」が子連れに最強な理由
筆者おすすめリーズナブルなコテージ
1.2ともに白保(しらほ)エリアにあり、周囲は緑豊かな静かな環境。白保集落の商店や日曜市にも近く、地元の生活感を感じながら滞在できます。
2つの選定基準は「市街地からの距離が近い」「寝室が分かれている」「リーズナブル」の3つです。
「子連れに嬉しい」間取りと設備
子連れに嬉しい「間取り」
続いて、予算を引き上げて部屋のグレードを「スイート」や「ヴィラ」に指定することでセパレート空間を実現できる、島を代表する高級リゾートホテルです。
値段はお高くなりますが、スイートルームなんてところに泊まった日には一生の思い出になること間違いなしです。
価格帯:1名あたり約35,000円〜70,000円(※フサキスイート等指定)
フサキスイートは超ラグジュアリーなお部屋ですが、施設・サービスともに、子連れへの配慮が最も行き届いているリゾートです。子連れ対象に関しては石垣島で最強。食事会場では、子連れ客と一般客のエリアが分かれており、様々なサイズの子供用イスが用意されているなど、親のストレスを極限まで減らしてくれます。目の前のビーチは遊泳可能で、島内最大級のプールエリアと合わせて、ホテル内だけで滞在が完結する充実度が魅力です。石垣島の島民も大好きな在住者ファミリーもゴリ推しのホテルです。
ヴィラタイプのメリット、冬のプールの楽しみ方、離乳食事情など、在住パパが徹底レポート。1泊では足りない理由とは?
滞在中の「洗濯や買い出しのしやすさ」を取るか、「ホテル内での遊びの充実度」を取るか。ご家族の優先順位に合わせて、ストレスのないホテル選びの参考にしてください。